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日本外科学会・馬場氏「外科医の業務総量減らす必要」

レポート 2019年4月22日 (月)  水谷悠(m3.com編集部)

4月20日に開催された第119回日本外科学会定期学術集会では、外科医の勤務環境改善策の一つに挙げられる「看護師の特定行為研修」についての説明会が行われた。同学会外科医労働環境改善委員長で熊本大学大学院教授の馬場秀夫氏が外科医の労働環境の現状について講演し、厚生労働省の担当者は特定行為研修を行うための手続きを説明した。 馬場秀夫氏 馬場氏は、2008年度以降医師養成数の臨時増員が行われてきた中でも外科医の数は横ばいであることや、外科で後期研修に入る医師数が減少し、若手の割合が少なくなっていることなどを紹介し、「医師数が増えていない診療科は労働時間が長い。若い外科医が非常に少なくなっている。私達のような年寄り外科医が増えており、将来を危惧している」と指摘。また、腹腔鏡手術やロボット支援手術が保険償還されるようになってきており、これらは手術時間が長くなる傾向があることや、高齢者が増加して周術期に時間を取られるという実態も指摘。「外科医が担っている業務の総量を減らす必要がある。タスク・シフトが鍵になってくる」と訴えた。 研修機関の指定は年2回、5月末と11月末が締め切り 厚労省医政局看護課看護...