m3.com トップ>医療維新>スペシャル企画|平成の医療史...>「致死率0.4%」の衝撃と水際対策で手にした「2週間」【平成の医療史30年◆新型インフル編】
2019年4月26日 大西裕康(m3.com編集部)
――感染症対策については、完全に抑え込むのが不可能なのであれば、そもそも必要なのかという議論にもなります。感染症の対策には、「そこまでしてでも抑え込む必要があるのか」という疑問が常についてきます。最近だと、麻疹や風疹の流行があり、免疫が不十分な人たちへのワクチン接種が呼びかけられました。でも、ほとんどの人にとっては重大な感染症とは言えません。乳幼児や妊婦などハイリスク者は限られています。「だったら自分は関係ないじゃないか」と人々が考えるようになった時、これが感染症にとっては一番都合がいい状況なん...
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