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医療を変えるため、国会議員になるべきか-神野正博・社会医療法人財団董仙会理事長◆Vol.3

スペシャル企画 2019年5月26日 (日)  まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

中山:先生は現在、霞が関の委員会などいろいろな公的活動もされていますが、いつ頃から参加するようになったのでしょうか。 神野:いろいろ新しいことをしていると、メディアでも取り上げられるようになって、最初は経済産業省の産業構造審議会医療部会に呼ばれるようになりました。最初はヒアリングされる立場でしたが、それが委員になり、2008年には社会保障国民会議サービス保障(医療・介護・福祉)分科会のメンバーになりました。 中山祐次郎氏(左)と神野正博氏=恵寿総合病院内の研修施設Keiju inovation Hubで 医療界では知られていなくて、「一体、神野って誰だ」と「何でここにいるんだ」と言われました。おそらく一番若いメンバーでした。会議の席では、唐澤祥人・日本医師会長(当時)といつも並んで座っていました。お互い名字が「か」なので。それで、私がなにか発言すると、会長のお付きの人が、後ろからつんつんとしてきて、「不適切発言」と言ってくる(笑)。その時は病院団体にも入ってないし、自分の思うことを発言していただけなんですけどね。 中山:面白い話ですね。 神野:その後、政権が代わって民主党政権では規制改...