日病会長、相澤孝夫氏の続投が決定
レポート
2019年5月26日 (日)
水谷悠(m3.com編集部)
日本病院会は5月25日に東京都内で社員総会と理事会を開き、相澤孝夫会長(長野・相澤病院)が2期目を務めることが決まった。任期は2年。副会長(会長代行)の末永裕之氏(愛知・小牧市民病院病院事業管理者)は顧問に退き、理事の仙賀裕氏(神奈川・茅ヶ崎市立病院)が新たに副会長(業務執行)に就いた。 相澤孝夫会長 相澤氏は「医療界にとっては大変な時代で、この1、2年がおそらく将来の日本の医療を決める大切な時期だ。決意と覚悟を持って新しい時代を切り開いていきたい。病院が、日本の医療が明るい未来を感じられる、そして正しく、国民のためになる医療をしっかりできるという夢が描ける時代にしていければと思う」と挨拶した。 相澤氏は社員総会後の記者会見で2期目について、「2025年に向けてということでいろいろな改革が始まったが、先が見えていない。その中で2040年に向けて進んでいくと言っているわけで、それがこの国にとっていいのか真剣に考えていかないといけない。今年、来年は、日本の医療を日本病院会はしっかりと考えて、あるべき方向に戻さないといけない。この1、2年は本当の踏ん張りどころだ」と抱負を語った。 新執行部は...
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