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「東京減点女子医大」を創設したわけースプツニ子!学長と西澤知美理事に聞く

インタビュー 2019年6月8日 (土)  長倉克枝(m3.com編集部)

「日本の医療界から排他された女性達による『東京減点女子医大』が生まれました!」「裏口入学受け付けています!」――。架空の「東京減点女子医大」では、女子学生たちが架空の手術支援ロボット「フリーダ」を使って一般男性を改造して作り上げた「エリート男性ドクター」をドローンに乗せ、日本各地の病院へ配送する。そんな設定のパフォーマンスが5月25日、六本木アートナイト開催中の東京ミッドタウン(東京・六本木)で開催された。 「東京減点女子医大」は、2018年8月、大学医学部一般入試で女子受験者の得点を一律減点していたことが報じられた(シリーズ『医学部不適切入試』参照)ことをきっかけに始まったアートプロジェクトだ。プロジェクトを企画し、同大学長に扮するアーティストのスプツニ子!さん、同大理事に扮するアーティストの西澤知美さんに、プロジェクトの背景や意図、今後についてお伺いした(2019年5月25日にインタビュー)。 大学創設を報じる「号外新聞」をThe Japan Times協力のもと作成し、会場で配布した。号外を持つ西澤知美さん(左)とスプツニ子!さん(右)。 ーー東京医科大学が医学科の一般入試で女子...