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猪口・全日病会長の2期目決定、5人の副会長も続投

レポート 2019年6月15日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

全日本病院協会は6月15日、猪口雄二氏の会長再任を決定、5人の現職副会長も続投が決まった(文末を参照)。猪口氏は、「非常に責任を感じている。民間病院を取り巻く環境は非常に厳しい」と述べ、医療事情は地域によって異なることから、各支部の声を吸い上げて運営していくとの方針を表明した。 全日病会長の2期目に入る猪口雄二氏 全日病は、15日に第7回定時総会を都内で開催し、任期満了に伴い、55人の理事と4人の幹事を選任。その後の理事会で、会長、副会長のほか、20人の常任理事をそれぞれ選定した。いずれも任期は2年。猪口氏は2017年6月に会長に就任、2期目に入る(『全日病、新会長に猪口雄二副会長が就任』を参照)。 猪口氏は全日病会長の2期目に当たり、「非常に責任を感じている。民間病院を取り巻く環境は非常に厳しい。それは病院だけの問題だけではない。日本全体が果たしてこのままの環境を維持、皆保険を永続できるのか、非常にあやうい場面がかなりあると思っている」と述べ、こうした現状に対応するため、「自分たちの立場を明確にして、発信し続けることをやり続けなければいけない」とした。「日本は小さい国のようで、北海道...