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学会もTwitterで情報発信する時代に

オピニオン 2019年6月23日 (日)  神田橋宏治(医師、DB-SeeD社長)

さて11回目です。 今回はSNSとの付き合い方について、産業医から見たイメージについてお話しします。僕の場合、主に使っているのはFacebookですが、最近Twitterも始めました。 産業医の仕事を始めるようになって弁護士の先生方にも知り合いが増えたのですが、特に個人で法律事務所を開いている先生方は実名、あるいは実名がなくとも本名がすぐ分かる形で専門的な発信を続けておられる方も多い一方、医療者では実名をはっきりさせない形で日常的なつぶやきをされている方のほうが多い印象があります。弁護士の先生の場合はSNSでの発信から仕事につながることも多いという話も聞いたので、僕も実名で思うことや仕入れた知識、意見などを発信しようと始めてみたのですが、家族の強力な反対に遭いました。 特に我が家の子供たちに言わせると、「Twitterで投稿すると、つぶやいたことが一気に全国に広まる可能性がある。そして炎上と言われる事件、すなわち不適切な発言が面白半分に全国的に拡散されて非難が集まる出来事が良く起きている。家族の身にも危険が及ぶ」とのことでした。そのため僕がTwitterで何か発言すると家族全員からすか...