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いまだに残る“昭和の医療”への憤りが原動力 - 梅村さとし・参院選立候補予定者に聞く◆Vol.1

スペシャル企画 2019年6月29日 (土)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

今夏の参院選で、日本維新の会からの出馬を予定している医師、梅村さとし氏。初当選を果たしたのは、当時の民主党から立候補した、2007年の参院選(大阪府選挙区)だ。2012年には厚生労働大臣政務官を務めるなど、一期生ながら医師としての経験と人脈、知識を存分に生かした活動を展開。しかしながら、2013年、2016年の参院選で落選。2017年の衆院選に鞍替えしたが敗れ、今回は比例区からの出馬で再起をかける。 “浪人生活”の間も、医療法人社団適塾会よどがわ内科クリニック理事長として、経営と臨床に携わりながら、政治活動を続けてきた。梅村氏に現状の医療が抱える課題、参院選にかける思いをお聞きした(2019年6月17日にインタビュー。全2回の連載)。 ――6年間の“浪人生活”の間、どんな日々を送られていたのですか。政治への思いを持ち続けられた原動力は何でしょうか。 医療インフラ整備の重要性を説く梅村さとし氏。それ故に、自治体の長ではなく、国政にこだわるのだという。 医療も、また政治活動もしなければならず、忙しかったです。あっという間の6年間でした。私にとってこれからの10年が一番、人生の中でも働ける時...