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「決断できる、本気で臨む」政治家に投票を - 梅村さとし・参院選立候補予定者に聞く◆Vol.2

スペシャル企画 2019年6月30日 (日)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――物事への“憤り”が政治への原動力であり、医療情報インフラの遅れも指摘されていますが、医療情報インフラ整備では、セキュリティーが問題になります(『「いまだに残る“昭和の医療”への憤りが原動力』を参照)。 セキュリティーと言うけれど、それを守るが故の不便さの方が圧倒的に多いと思います。 これは私がいつも言っていることですが、政治とは、社会のシステムを作ること。その際、100点を目指す必要はなく、今が60点だったら、70点にするなど、少しでも改善すればいい。 例えば、高血圧の薬でも、副作用はあります。けれども、「肝機能障害や間質性肺炎が生じたり、運が悪ければショックで死亡することもあります。それでも、この薬を飲みますか」といった説明を最初から長々とはしないでしょう。医療情報インフラの整備をめぐる議論で、セキュリティーの問題を声高に言う人は、薬の添付文書に記載されている副作用を全て読み上げ、「だから危ない、だからこの薬を飲むな」と言うようなものです。 その他、調剤薬局の問題もあります。いまだに薬剤師は公式には病名を知らずに、調剤し、説明しているわけでしょう。それはあり得ないと思います。それ...