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「医師の働き方はずっと大きなテーマ」 - 小池晃・参院選立候補予定者に聞く◆Vol.1

スペシャル企画 2019年6月29日 (土)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

今夏の参院選で、日本共産党からの出馬を予定している医師、小池晃氏。1998年に初当選、現在3期目で、現在は日本共産党書記局長を務める。臨床現場での経験を基に初当選時から取り組んできた「医師の働き方」や高額薬剤などについても国会で問題提起をし続けており、今回も比例区からの出馬で4期目を狙う。参院選にかける思いを聞いた(2019年6月20日にインタビュー。全2回の連載)。 ――小池先生は現在3期目ですが、この6年間の実績を教えていただけますでしょうか。 3期目の最初の3年間は参院の厚生労働委員で、毎週のように国会で医療問題も取り上げました。後半は党の書記局長にもなり、政治全般の課題に取り組むことが増えましたが、その中でも予算委員会などで社会保障関連の問題は取り上げてきました。 小池晃氏 オプジーボが保険収載された際には薬価の問題を予算委員会(2016年10月6日) で取り上げましたが、大きな話題になりました。日本の薬価がアメリカやイギリスでの販売価格に比べてあまりにも高いのではという問題提起をしたところ、政府もかなり敏感に反応して、外国の実勢価格と大きな乖離があることを認め、薬価の臨時的な...