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サブスペシャルティ専門医の協議会、7月に設置へ

レポート 2019年6月27日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構の定時社員総会が6月27日、都内で開かれ、2018年度の事業報告と決算報告が了承された。社員総会後、取材に応じた理事長の寺本民生氏は、7月にサブスペシャルティ専門医に関する協議会をこの7月にも設置する方針を明らかにした。シーリング(専攻医の募集定員の上限)に関する協議会も7月中に設置予定で、同機構が抱える2つの問題に対し、アドホックの議論の場を設け、検討を進めることになる(『専攻医シーリングの協議会、早ければ7月にも』を参照)。サブスペシャルティ専門医については今秋、2021年度研修開始の専攻医のシーリングに関しては年明けを目途に、それぞれ一定の結論を出す方針。 シーリングについては、6月23日の日本医師会の代議員会でも議論になっていた(『「診療科、開業の選択の権利を保障」、今村日医副会長』を参照)。日本専門医機構の社員である日医会長の横倉義武氏は社員総会後、「地域医療に混乱をもたらさないような研修の在り方、若い医師が夢を持って研修できる仕組みを作ってもらいたい」とコメント。地域別などの具体的な数ではなく、総論的な指摘をしたという。 社員総会では、2018年度の事業報告と...