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2025年の医療体制構築に取り組んだ6年 - 古川俊治・参院選立候補予定者に聞く◆Vol.1

スペシャル企画 2019年7月1日 (月)  m3.com編集部

7月の参院選に出馬を予定し、3期目の当選を目指す自民党・古川俊治氏。医師と弁護士の資格を持ち、2007年7月の初当選前は、慶應義塾大学法務研究科(法科大学院)教授と同大医学部外科教授を兼任で務めていた。 その経験を生かし、2期12年の間、自民党の厚生労働部会長をはじめ、厚生労働関係の役職を歴任、各種の法律・制度改正に関わってきた。参院議員の実績や医療の現状に対する課題認識、3期目を目指すに当たっての意気込みをお聞きした(2019年6月14日にインタビュー。全2回の連載)。 ――先生の参院議員2期目の6年間を振り返ったご感想をお聞かせください。 古川俊治氏 私は、法務委員会などにも所属しましたが、医療介護総合確保推進法を議論した際は、厚生労働委員会の幹部(筆頭理事)だったこともあり、あるべき2025年の医療体制の構築に向けて取り組んできたのが、この6年間だったと思います。病床機能報告や地域医療連携推進法人などの制度を作り、去年は国民健康保険の都道府県単位化を行い、医師の偏在対策や働き方改革にも取り組みました。細かい点ですが、消費税率の引き上げに伴う診療報酬改定では、今回(2019年10月...