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開業医41.5%、勤務医49.7%「職場でハラスメント受けた」

レポート 2019年7月21日 (日)  長倉克枝(m3.com編集部)

厚生労働省によると2018年度に各地の労働局などに寄せられた民事上の労働相談のうちパワーハラスメントやいじめに関するものが約8万件と前年より約1万件増加し、7年連続最多を更新した。最近では、聖路加国際病院でのパワハラ訴訟も報道された(『パワハラで院長らを提訴、聖路加国際病院医長』参照)。また、今年5月には職場のハラスメント対策強化を目的とした女性活躍・ハラスメント規制法が成立し、企業にパワハラ防止対策を取るよう初めて法律で義務付けがされる。 こうした中で、職場でのハラスメントについてm3.com医師会員に聞いたところ、回答した医師2581人(開業医2106人、勤務医475人)のうち、開業医41.5%、勤務医49.7%が、職場でハラスメント行為を受けたと感じたことがあると回答した。一方、自由回答では、何でも「ハラスメント」と言われる、いわゆる「ハラ・ハラ(ハラスメント・ハラスメント」の問題を指摘するコメントも多く見られた。 Q1 ご自身が職場でハラスメント行為を受けたと感じたことはありますか。 開業医41.5%、勤務医49.7%が、職場でハラスメント行為を受けたと感じたことがあると回答、...