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日医連推薦の羽生田氏当選も、1期目から10万票近く減

レポート 2019年7月22日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師連盟の組織内候補として自民党から出馬した羽生田たかし氏は、7月21日に投開票が行われた第25回参議院議員選挙の比例で、2期目の当選を果たした。ただし、得票数は15万2807票、自民党比例で16位(特定枠含む)。比例6位で初当選した2013年参院選の24万9818票から9万7011票減り、2016年の前回参院選で日医連の組織内候補として初当選した自見はなこ氏の21万562票も大きく下回った。 目標としていた「医療関係の議員としてトップ当選」は実現せず、日本看護連盟組織内候補の石田昌宏氏の18万9893票(自民党比例12位)、日本薬剤師連盟組織内候補の本田顕子氏の15万9596票(同14位)を下回った(『日医連推薦の羽生田氏、参院議員2期目を目指し出陣式』、『医師候補4人が当選、第25回参議院議員通常選挙』を参照)。 「当確」を受け、羽生田たかし氏(左)と日医連委員長の横倉義武氏(右) 午後8時5分に「当確」の一報 羽生田氏陣営は、日本医師会館で開票速報を待った。午後7時40分頃には羽生田氏本人が訪れ、午後7時50分すぎに、日医連幹部(日医執行部)が現われ、1階のエントランスフロア...