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東北医科薬科大、第1期生が臨床実習へ

レポート 2019年7月26日 (金)  水谷悠(m3.com編集部)

東北医科薬科大学の第11回教育運営協議会(委員長:里見進・日本学術振興会理事長)が7月26日に仙台市内で開催され、2016年4月に入学した第1期生が今秋から臨床実習を開始することや、東北以外からの教員採用が進んでいることなどが同大から報告された。地域医療への影響に関して委員から意見が出ず、里見氏は「昨年まではここでかなり議論があったが、懸案が解消されたのではないか。順調に進んでいる印象を持った」と述べた。 里見進氏(左)と東北医科薬科大学理事長・学長の高柳元明氏 第1期生はこの4月から4年生となっており、8月にCBTとOSCE(9月に追試)を受けて合格すれば、今秋から2年間にわたり同大や東北各地の「地域医療ネットワーク病院」での診療参加型臨床実習に臨む。地域医療ネットワーク病院では2年生 から3年生にかけて、1泊2日で同じ病院に同じメンバーで3度の体験学習を行っており、臨床実習も6年生の前期に同じ病院で地域医療総合診療実習を行う。4年生後期から5年生後期は東北医科薬科大病院本院や国立病院機構仙台医療センター、東北労災病院で診療科臨床実習を行う(『「東北の地域医療を支える」が使命 - 福...