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「現代の応召義務」と働き方改革は整合性を

レポート 2019年8月14日 (水)  大西裕康(m3.com編集部)

「現代の応召義務」に関する意識調査で自由回答による意見を募ったところ、500人以上の医師から回答が寄せられた。その内容をVol.2とVol.3の計2回に分けてお届けする。Vol.2では、回答の中で最も多かった「働き方改革」との整合性確保を求める意見の他、厚労省が解釈通知で示す「診療しないことを正当化できる場合」のさらなる具体化を求める声、時間外・夜間の軽症受診やモンスターペイシェントなどへの対応として診療拒否できる範囲を定めるべきと意見などを紹介する。 Q3.厚労省が解釈通知を出す方針の「現代における応召義務」に対しての要望など、応召義務についてのご意見をご自由にお書きください。 【働き方改革との整合性を】 時間外労働時間の規制があるのであれば、応召義務を拒否できるように設定がなせれているべきであった。医者の時間外、無休労働の上で医療制度が成り立って来た事を国民にもっと広めるべき。[勤務医] 働き方改革の視点も含めて議論してほしいです。診療の義務を与えておきながら、時間外勤務は認めない形になっている現状をどのように考え、解消していくのでしょうか。[勤務医] 働き方改革との整合性を図って...