1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 医師6割「医学生の侵襲的な医行為」に賛成

医師6割「医学生の侵襲的な医行為」に賛成

レポート 2019年8月18日 (日)  大西裕康(m3.com編集部)

「シームレスな医師養成の取り組み」の一環として厚生労働省が検討しているStudent Doctor制度についてm3.comの医師会員2369人(勤務医1909人、開業医460人)が回答したm3.com意識調査の結果、全体で6割強は一定の基準を満たした医学生がStudent Doctorとして侵襲的な医行為を実施することに賛意を示した。Student Doctor制度を運用する上でのハードルについては、半数以上の医師が指導医の負担や患者の同意が得難いとの懸念を示した(Student Doctorに関する議論の状況は『OSCE公的化、大学・教員の負担が課題』などを参照)。 Q1:Student Doctorとして一定の基準を満たした医学生に、侵襲的な医行為を認めるべきだと思いますか。 Student Doctor制度の創設については賛意を示す回答が63.5%(「基準は厳しく」41.0%と「基準はあまり厳しくすべきではない」22.5%の合計)と大勢を占めた。ただ、Student Doctorの基準については、「はい」と答えた医師の6割強が厳しくすべきと考えている。Student Doctor...