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子どもの医療費助成、「義務教育まで」が医師の7割

レポート 2019年8月25日 (日)  水谷悠(m3.com編集部)

子どもの医療費助成は義務教育の年代まで――。こども医療費助成についてm3.com会員に聞いたところ、助成する年代は「15歳年度末(中学生相当)まで」が開業医26.7%、勤務医25.0%と多く、全職種でも25.3%で最多だった。「3歳未満」「未就学児まで」「12歳年度末(小学生相当)まで」を合わせると開業医72.0%、勤務医71.9%で全職種でも73.0%に達し、長くても義務教育の年代までとの考えが大勢を占めた。 Q1:子ども医療費助成の対象は何歳までが適当でしょうか。 高等学校進学率は98.8%(2019年度文部科学省学校基本調査速報値、同省ホームページを参照)に達しており、「18歳年度末(高校生相当)」も開業医17.1%、勤務医18.1%と少なくない。高等教育機関(大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校)への進学率も82.6%と高いが、「22歳年度末(大学生相当)」は開業医3.3%、勤務医4.2%とごくわずかだった。 Q2:助成が「コンビニ受診」の一因になっているとお考えでしょうか。 医療費助成がコンビニ受診の一因に「なっている」との回答は、薬剤師が最も高い69.5%で、次い...