医師の約6割が認識、MR等からの情報提供「4月以降変化」

厚生労働省は「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」を製薬企業をはじめとする関係各所に発出し、今年4月から遵守を求めるなど、製薬企業が医療用医薬品に関する情報を医師や医療機関に提供する際の規制を強化するトレンドにある中、現場の医師はどう受け止めているのか――。 m3.com意識調査で、「今年4月から医療用医薬品の情報提供に関する規制が強化されたことを知っているか」をm3.com医師会員に調査したところ、全体では、ガイドラインの遵守を含めて知っていたのは22.1％にとどまるものの、MRによる説明やMRの活動等の変化で、情報提供のルールや実際の在り方が変化したと感じていたのは、計61.7％に上った（下記のQ1の「いいえ」を除いた回答の合計）。勤務医・開業医別、また年代別に見ても大差はなかった。 Q1: ガイドラインにより、今年4月から医療用医薬品の情報提供に関する規制が強化されていたことを知っていますか。（全体、勤務医・開業医別） Q1: ガイドラインにより、今年4月から医療用医薬品の情報提供に関する規制が強化されていたことを知っていますか。（年代別） 「MRをはじめ、製薬企...