「規制、厳格になりすぎ」「前近代的な手法、終止符を」

m3.com医師会員の意識調査「医療用医薬品の情報提供」◆Vol.2では、自由意見欄に寄せられた多数のコメントの一部を紹介する（調査の結果は、Vol.1を参照）。 「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」で、製薬企業からの医療用医薬品に関する情報提供の在り方が厳しくなる中、「厳格になりすぎて、製薬企業の持つ豊富な情報を現場が活用できない事態が生じている」など「規制強化で困る」という意見と、「前近代的な手法ではなく、必要な情報をオフィシャルにアポイントを取って情報提供するプロフェッショナルとしての関係を構築すべき」といった「規制強化でも問題ない」との意見の双方が寄せられた。 その他、「医局の前に待機するは、やめていただきたい」「受け手が時間的な犠牲を払って情報を受け取るという側面を持っていると思う。いずれオンデマンドの受け渡し手段（具体的にはAIを介した配信）に取って変わられるのではないか」といった、情報提供の手法再考を製薬企業に求める意見も挙がった。 【規制強化で困る】 ジェネリックメーカーは情報活動をほぼ行わないので、先発品メーカーからの情報は貴重。現在即時的な情報が得...