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花粉症治療薬の見直し、開業医の5割超が「必要なし」

レポート 2019年9月16日 (月)  高橋直純(m3.com編集部)

健康保険組合連合会は8月、「次期診療報酬改定に向けた政策提言(政策立案に資するレセプト分析に関する調査研究結果IV)」を公表した。花粉症のOTC類似薬の保険適用除外・自己負担率の引き上げや、「リフィル処方箋」の導入などを提言した。m3.com意識調査では、健保連の提言で挙がった5項目について賛否を尋ねた。 「必要ない」が最も多かったのはいずれの職種でも、「花粉症治療薬の保険適用除外や自己負担率の引き上げ」で、特に開業医では5割以上に達した。一方、「必要」との回答が最も多かった項目は、開業医、勤務医で薬局の基本的な技術料である「調剤基本料1の見直し」、薬剤師で「リフィル処方箋の導入」だった。 Q 診療所のかかりつけ医機能を評価する「機能強化加算」の要件見直し、必要? Q 生活習慣病治療薬等で、標準的な薬剤使用を推進するための「フォーミュラリ」の導入、必要? Q 患者が医師の再診を受けずに、同一内容の処方の場合、一定期間繰り返し使える「リフィル処方箋」の導入、必要? Q 面分業を進めるための薬局の「調剤基本料1」の要件見直し、必要? Q 花粉症治療薬の保険適用除外や自己負担率の引き上げ、必...