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厚労相に加藤勝信氏が2度目の就任、第4次安倍第2次改造内閣

レポート 2019年9月12日 (木)  水谷悠、小川洋輔(m3.com編集部)

安倍晋三首相は9月11日に内閣改造を行い、厚生労働大臣には自民党総務会長の加藤勝信氏(64歳)を任命した。2017年8月から2018年10月にかけて務めたのに続き2度目の就任で、働き方改革担当大臣を兼務する。「最大の挑戦」と位置付ける少子高齢化対策に当たる一億総活躍社会担当大臣は衛藤晟一氏(71歳)を任命。内閣府特命担当大臣として少子化対策も担う。全世代型社会保障改革担当大臣には内閣官房副長官の西村康稔氏(56歳)が就任した。来週にも全世代型社会保障検討会議を創設し、改造内閣の主要政策の一つである社会保障に関する議論を開始する。 安倍晋三首相 安倍首相は記者会見で、「最大の挑戦は急速に進む少子高齢化への対応だ。お年寄りも若者も、女性も男性も、障害や難病のある方も誰もがその能力を思う存分発揮できる、一億総活躍社会をつくり上げる」と表明。社会保障に関しては「人生100年時代を見据え、70歳までの就労機会の確保、年金受給年齢の選択肢の拡大、さらには医療介護など、社会保障全般にわたる改革を進める。関係大臣の総力を挙げて、子どもからお年寄りまで全ての世代が安心できる令和の時代の新しい社会保障制度...