1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 450人への“ヒアリングマラソン”実施 - 吉村健佑・千葉大次世代医療構想センター長に聞く◆Vol.2

450人への“ヒアリングマラソン”実施 - 吉村健佑・千葉大次世代医療構想センター長に聞く◆Vol.2

インタビュー 2019年9月27日 (金)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――「次世代医療構想センター」は、何人体制なのですか。 現在は、私と特任助教の成瀬浩史の2人が専任、千葉大の小児科、産科、救急科の医師各1人が兼任の特任助教で、計5人体制です。この12月にデータサイエンティストが専任で就任する予定です。 ――先生は以前、厚生労働省にもおられた。 私は千葉大医学部出身で、もともとは精神科医ですが、東大大学院で公衆衛生を学び、千葉大に戻って、臨床や産業保健などをやり、2015年度から3年間は厚労省の本省と関連する研究機関で仕事をしていました。成瀬は、もともとは医療系の広告代理店に勤めており、官民人事交流制度で、厚労省に2016年度から計3年間出向し、健康局結核感染症課で広報を担当していました。 吉村健佑・千葉大次世代医療構想センター長は、地域のニーズに合った医療提供体制構築のためには、医療関係者のみでなく、地域住民を含む幅広い関係者との話し合いが重要だと指摘する。 ――「次世代医療構想センター」は、2022年3月末までの期限付きです。年度計画は。 初年度は、約450人の関係者への“ヒアリングマラソン”、千葉医療政策入門セミナー(仮称)の実施、小児科・新生児...