m3.com トップ>医療維新>オピニオン|弁護士が解説...>再生医療・臨床研究と倫理審査委員会の法的責任

再生医療・臨床研究と倫理審査委員会の法的責任

過度の心配は不要だが、有害事象の発生等には適切な対応を

2019年11月2日 大西達夫・MLIP(エムリップ)経営法律事務所弁護士


【質問】大学病院で実施している適応外の再生医療等製品を使用するがん免疫療法の臨床研究において、患者の死亡事故が発生しました。死亡した患者は学内の倫理審査委員会で承認されたプロトコル(研究計画)の対象患者の年齢層のちょうど上限の高齢患者でした。死亡した患者の遺族は、手術を実施した医師、病院を開設している学校法人のほか、プロトコルを承認した大学の倫理審査委員会の各委員にも損害賠償責任があると主張しています。【解説】Q1.臨床研究や再生医療に関する法規制にはどのようなものがありますか。臨床研究について...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

前の記事 次の記事

弁護士が解説!「医療×法律」の基礎に関する記事(一覧

医療関係紛争のアドバイザーになる場合あれこれ 2021/3/14

医療機関への患者紹介と紹介料の受領の適法性について 2021/2/7

重度認知症の末期がん患者、終末期の意思をどう確認すべきか 2021/1/17

最高裁による初めての「医行為」解釈と該当性基準の定立 2020/12/6

生殖補助医療技術等を巡る規制枠組みについて 2020/11/8

死亡医療事故における損害賠償金額、どう算定するか 2020/10/4

医療の現場に刑事が踏み込むとき 2020/9/12

子宮頸がんワクチン報道名誉毀損訴訟、勝者は誰? 2020/8/9

薬剤師の調剤行為に関するトラブルと対策 2020/7/5

「異状死体の届出義務」、診療中の患者死亡にも生じるか? 2020/6/7

外国人診療、法律ではどうなる? 2020/4/5

「分院の院長」、医療法人の理事になる必要性は?責任は? 2020/3/8

再生医療法違反で医師が逮捕 2020/1/16

解雇した職員から解雇無効の訴えがあったとき 2020/1/5

乳腺外科医事件の経緯と教訓、刑事弁護人の立場から 2019/12/1

再生医療・臨床研究と倫理審査委員会の法的責任 2019/11/2

彫り師のタトゥー、医師法違反に当たるか? 2019/10/6

患者の口コミ、Webでの掲載は広告に当たるか? 2019/9/15

応召義務とは何か、どんな時に診療拒否ができるのか? 2019/9/1