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厚労省と医療界「声を上げれば変わる!」- 久米隼人・厚労省改革若手チーム代表に聞く◆Vol.3

インタビュー 2019年10月20日 (日)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――「緊急提言」は思い切った内容が多いですが、公表に当たって関係部署に事前に説明されたりしたのでしょうか。 関係部署には1カ月以上かけて、「これをやらせてください」と説明に回りました。例えば、電話対応の負担軽減のためのコールセンター設置は、大臣官房総務課の担当。この点も含め、予算化が必要なものは、資料作成もやりました。また人事の話は影響も大きいため、各人事グループから来ている38人のメンバーが、それぞれグループへの説明もしました。もちろん、大臣や事務次官をはじめ、幹部にも説明しています。 今回の若手チーム発足のきっかけは、先ほどもお話しした2月の衆院予算委員会での小泉進次郎先生と(当時の)根本大臣とのやり取りだったので、小泉先生にも説明に行っています。「オンラインの議員レク」のアイデアをいただいたのも、小泉先生です。 厚生労働省改革若手チーム代表の久米隼人氏は、この夏から、朝8、9時には来て、午後6時15分には退庁し、保育園に子どもを迎えに行く生活に変えたという。 ――説明の過程で、注文が付いたことはありますか。 確かに驚いた幹部はおられ、細かい表現への指摘もありましたが、本筋について...