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患者と医療情報を共有する「次世代電カル」必要、開業医30.7%、勤務医37.4%

レポート 2019年9月23日 (月)  長倉克枝(m3.com編集部)

次世代の電子カルテに向けた共通プラットフォームを構築する産学コンソーシアム「NeXEHRSコンソーシアム」(会長:東京大学医学系研究科教授の大江和彦氏)が9月6日に設立され(『次世代電カルを産学で開発へ、国内59法人・団体がコンソーシアム発足』参照)、電子カルテの情報だけでなく、個人の健康情報なども同時に記録、管理できるシステムを目指す取り組みが始まった。患者本人がデータ管理をしたり、医療者と本人が医療情報を共有したりする健康医療記録システムについてm3.com医師会員に聞いたところ開業医の30.7%、勤務医の37.4%が「必要だ」としたものの、「使いたい」との回答は開業医23.4%、勤務医29.8%にとどまった。 Q1 医療者としては、患者本人がデータ管理をしたり、医療者と本人が医療情報を共有したりするような健康医療記録システムを使いたいですか? 開業医の23.4%、勤務医の29.9%が「使いたい」と回答したが、「分からない」との回答が全体の約3割だった。 Q2 患者本人がデータ管理をしたり、医療者と本人が医療情報を共有したりするような健康医療記録システムは医療全体にとって必要だと思...