アルバイトは勤務医の55.5％、うち「報告せず」39％

アルバイトをしている医師は多く、「医師の働き方改革」では常勤先とそれ以外での勤務時間を合算するか、時間外勤務手当をどうするのかなどはいまだ決まっていない。アルバイトについてm3.com医師会員のうち勤務医に聞いたところ、勤務先大学・病院の指示によるものとそうでないものを合わせて55.5％が「している」と答えた。うち39.4％は勤務先にアルバイトを「報告していない」と回答し、合算するにしてもどう捕捉するのかという問題があることが分かる。 Q1:アルバイト（常勤先以外での勤務）をしていますか。 Q2:Q1で「している（勤務先指示以外）」を選んだ方のみお答えください。そのアルバイトは勤務先に報告していますか。 斡旋業者や個人的な伝手などによるアルバイトも少なくなく、報告がなければ常勤先の大学・病院がこれを捕捉することは容易ではない。合算するとなればこれらの扱いが焦点となる。（注：「している（勤務先指示以外）」の回答者を対象に任意回答としたため、Q1の回答者数と一致しない） Q3:常勤先とアルバイトの勤務時間は合算するべきでしょうか。 2024年4月から医師の時間外労働時間は月に一般則のA水準...