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「40歳の自分に向けて書いた」リーダーシップ入門書 -相馬孝博・千葉大医療安全管理部長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2019年10月16日 (水)  聞き手・まとめ:小川洋輔(m3.com編集部)

『ねころんで読める 悩める医療リーダーのための“ほぼ”エビデンス・ベイスト・リーダーシップ』(メディカ出版)は、その名の通り、リーダーとしてどのように振る舞えばいいのか分からず頭を抱えている医療者に向けたリーダーシップ論だ。具体的な実践を重視しつつ、理論的背景も解説している。千葉大学医学部附属病院医療安全管理部長の相馬孝博氏に、ご自身の若き日の経験を振り返りながら、著書の狙いを語ってもらった(2019年9月17日にインタビュー。全2回の連載)。 相馬孝博(そうま・たかひろ)氏 千葉大学医学部附属病院 医療安全部教授 1982年新潟大学医学部卒業、同大学第二外科(心臓血管呼吸器外科)・関連病院で勤務。1995年厚生連長岡中央綜合病院胸部外科部長、2001年国立保健医療科学院政策科学部安全科学室長、2004年杏林大学医学部呼吸器外科講師、2005年名古屋大学医学部附属病院医療の質・安全管理部准教授、2009年東京医科大学医療安全管理学講座主任教授、2012年榊原記念病院副院長。2015年から現職。著書に『ねころんで読めるWHO患者安全カリキュラムガイド』(メディカ出版)など。 ――長年、医...