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アプリを治療薬に「デジタル療法」期待、開業医48%、勤務医65.8%

レポート 2019年10月27日 (日)  長倉克枝(m3.com編集部)

スマートフォンのアプリをあたかも治療薬のように利用する、「デジタル療法」が注目されている(『デジタル療法、指針と医師の対応が適正使用のカギ』参照。)米国食品医薬品局(FDA)では糖尿病患者の治療補助アプリなどが承認されており、日本でもニコチン依存症治療用アプリが承認申請されている。ほかにも高血圧、精神疾患などに対応した治療アプリの研究開発も進み、今後臨床試験を経てエビデンスが構築されていくとみられている。こうした「デジタル療法」についてm3.com医師会員に聞いたところ、開業医の48%、勤務医の65.8%が「期待する」と回答し、見方が大きく分かれた。 Q1 医療の質の向上に向け、デジタル療法や治療アプリに期待しますか。 「国内で承認されれば、期待する」「国内での承認は先かもしれないが、期待する」を合わせた「期待する」は開業医で48%、勤務医で65.8%だった。 Q2 今後国内で承認が進んだら、治療アプリを使いたいですか。 「使いたい」としたのは開業医で27.8%、勤務医で48.1%だった。 Q3 デジタル療法や治療アプリについてご意見がありましたらご自由にお書きください。【任意】 期待...