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【福島県】「これ以上のダウンサイジングは福島医療の崩壊を意味」◆Vol.2

医師調査 2019年11月10日 (日)  m3.com編集部

調査結果はこちら⇒『【福島県】「再検証」医療機関リスト、42.2%が妥当◆Vol.1』 Q 福島県の地域医療構想、今回の「再検証」要請対象病院などについて、ご意見があればお寄せください。また地域で公立・公的医療機関等の「ダウンサイジングや機能連携・分化を含む再編統合」がうまくいっている好事例があれば、お教えください。 【公立・公的医療機関等勤務】◆対象病院勤務 ・国の方針通り、既に地域包括ケア病棟に転換して、苦労して頑張っているのに、事前に確認も取らず、予告もなく、いきなり新聞発表するとは、最前線で戦っている者を後ろから鉄砲で撃つようなものだ。地域住民、医療スタッフに不安を与えるだけではなく、現場の人間のモチベーションを下げることになる。先を読めない役所など有害無益である。 ・言いたいことは山ほどあるが、福島県の特殊事情のために、口を閉ざさざるを得ない。 ・現状の評価が機械的で過疎地域などの医療実態について考慮されていない。 ・人口減少社会に向け、中核都市への集約化を国家が目指すのなら、病院は1/3程度、診療所は全廃でいい。 ・癌や心筋梗塞だけが医療ではない。皮膚科や整形外科など、他の...