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年収3042万円、医療法人病院長がトップ

レポート 2019年11月13日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

厚生労働省が11月13日に公表した第22回医療経済実態調査結果のうち、一般病院の病院長の年収(平均給料年額と賞与)を開設主体別に見ると医療法人が3042万円(前回2017年度調査比0.5%減)でトップ、公的が2241万円(同2.3%増)、社会保険関係法人が2153万円(同0.1%減)、公立が2131万円(同1.3%増)、国立が1918万円(同2.0%減)だった。開設主体別の年収格差は毎回の調査で見られ、今回は医療法人と国立で1100万円余りの開きがあった(資料は、厚労省のホームページ)。 一般病院の医師も開設主体別の年収格差は大きい。医療法人が1641万円(前回2017年度調査比0.5%増)でトップなのは同じだが、続くのは公立で1514万円(同0.2%増)。次いで社会保険関係法人で1469万円(同4.2%減)、公的1433万円(同0.5%増)、国立1432万円(同2.2%増)。国立病院は多くの職種(歯科医師、薬剤師、看護職員など)で前年度より減少していた。 一般診療所では、医療法人の有床診療所院長が3466万円(同0.5%減)、医療法人の無床診療所院長が2745万円(同0.6%減)。院...