1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 人口減少社会、乗り切るために選択 -日本海ヘルスケアネット◆Vol.5

人口減少社会、乗り切るために選択 -日本海ヘルスケアネット◆Vol.5

インタビュー 2019年12月18日 (水)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

「日本海ヘルスケアネット」に参加する10法人のうち、一般病床を持つのは、日本海総合病院と医療法人健友会本間病院だ。両病院間で、医師や看護師の人事交流のほか、人工透析や手術などの診療面で機能分化と連携を進めている(『10法人で「地域医療の最適化」実現目指す』などを参照)。本間病院院長の菅原保氏に、同ネットに参加するメリットや現在の運営状況などをお聞きした。 ――まず本間病院の概要をお教えください。 当法人は1957年に設立しました。今の病院は、2004年に酒田市中心市街地再開発事業で、旧病院の隣接地に新築。病床数は154床で3病棟あり、一般病床54床(急性期一般入院基本料10対1)、地域包括ケア病床32床+障害者施設等病床20床、療養病床48床という構成です。病院の常勤医は9人です。介護老人保健施設(入所定員100人)、訪問看護ステーション、通所リハビリテーション、有料老人ホームなど、介護保険の施設、通所、訪問サービスも運営しています。 地域包括ケア病棟は2016年度の診療報酬改定時に新設。障害者施設等病棟も地域包括ケア病棟にしたいところですが、長期入院の患者への対応のために残しています...