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「厚労省はスピード感がない」電カル標準化で日医・羽鳥氏が苦言

レポート 2019年11月21日 (木)  長倉克枝(m3.com編集部)

厚生労働省が11月20日に開催した「保健医療分野AI開発加速コンソーシアム」(座長:北野宏明・ソニーコンピュータサイエンス研究所社長・所長)第9回会議で、AI開発促進の障壁(ロードブロック)解消のための工程表作成の議論が始まった。2020年3月までに作成する(資料は、厚労省のホームページ)。 20日に開催された保健医療分野AI開発加速コンソーシアム第9回会議 同コンソーシアムではこれまでは主に画像診断支援AIの開発に向けたロードブロックの同定と解消に向けた議論を進めてきており、今年6月に報告書を取りまとめた(『2020年度内に医療従事者向けAI教育プログラムを構築、厚労省』参照)。厚労省では保健医療分野のAI開発では、「画像診断支援」をはじめ、「ゲノム医療」「診断・治療支援」「医薬品開発」「介護・認知症」「手術支援」を重点6領域としており、画像診断支援以外の全ての領域について考慮すべき開発段階の確認、ロードブロックの把握をした上で、ロードブロック解消のための工程表を作成する。 20日の会議では、既に検討済みの画像診断支援以外の5領域について考慮すべき開発段階の確認と、6領域のロードブロ...