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AIホスピタル「良い」は開業医30.6%、勤務医47.7%

レポート 2019年11月30日 (土)  長倉克枝(m3.com編集部)

政府は、高度で先進的な医療サービスを提供するとともに、医療機関における効率化を図り、医師ら医療従事者の負担軽減を実現するとして、AI(人工知能)、IoT、ビッグデータを用いたAIホスピタルシステムの研究開発事業に予算を重点配分し、推進している(『「AIホスピタル」慶應大・阪大など4病院で実装』を参照)。同事業では、2022年度末までにAIホスピタルシステムを全国10のモデル病院に導入するなどとしている。 「AIホスピタル」が導入された医療機関で自身が働くことについてどう思うかをm3.com医師会員に聞いたところ、「良いと思う」と回答したのは開業医30.6%、勤務医47.7%であり、両者に差が見られた。一方、開業医の24.6%、勤務医の16.5%は「興味が無い」との回答だった。 Q1 AI、IoT、ビッグデータを活用するAIホスピタルシステムを使うかの判断材料として、最も重視するのは以下の項目のうちどれですか? 「AIホスピタル」で最も重視するのは、開業医では「既存技術と同等かそれ以上の性能が出る」(22.4%)、勤務医が「医療者側の運用負担が減る」(22.2%)だった。「データの品質保...