MRと面会、勤務医「週1回」、開業医「週に2、3回」◆Vol.1

医師とMR、製薬企業の関係性について社会的にも厳しい目が向けられる中、日本製薬工業協会は2011年から「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」を策定するなど、さまざまな取り組みをスタート。厚生労働省も2019年4月から「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン（GL）」の遵守を求めている。 m3.com編集部では、医師が日頃、MRをはじめとする製薬企業とどのような付き合い方をしているか、薬剤選択に当たってどんな情報を重視しているかなどを探るため、調査を実施。「40歳未満」と「40歳以上」という年代別、適宜、他の属性別に分析した結果を順次お届けする。 Q：MRとどのくらいの頻度で面会していますか。 日常において、MRとの面会頻度を質問したところ、年代別と勤務先別ともに差が見られた。 年代別では、「40歳以上」では、「週に2、3回」が最多で31.7％。これに対し、「40歳未満」では、「週に1回」（25.1％）が最多だった。 勤務先別では、病院勤務の医師（院長を含む）では、「週に1回」（24.9％）で最も多く、次いで僅差で「週に2、3回」（22.8％）。一方、診療所勤務の...