m3.com トップ>医療維新>オピニオン|佐々江龍一郎...>日本での風邪診療の「カルチャーショック」

日本での風邪診療の「カルチャーショック」

患者満足と医療経営、両立はできないのか?

2019年12月15日 佐々江龍一郎(NTT東日本関東病院総合診療科医長兼国際室室長代理)


「風邪の患者さんはしっかりお薬を出すと満足してくれるよ」日本での風邪の標準診療について、帰国したばかりの私に日本の医師である友人は親切に助言してくれたのだ。2017年のことだ。日本は医療がフリーアクセスということもあり、特に冬場の診療所や中小病院の外来診療は風邪で受診する患者が多い。一般的な風邪の患者の場合、抗生剤(クラリスロマイシンなど)や解熱剤(ロキソニン)、鎮咳薬(コデイン)、去痰薬(ムコダイン)やトラネキサム酸など多剤処方の「セット」で対応するのは合理的だ。しかし、患者・医療者の両方の立...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

前の記事 次の記事