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海外医学部出身者増「好ましい」28.5%「好ましくない」18.6%

レポート 2019年12月15日 (日)  水谷悠(m3.com編集部)

2022年度以降の医学部定員に関する議論で話題の一つが、海外の医学部を卒業して日本の医師国家試験を受験し、医師となる人の扱い。2019年2月実施の第113回試験では95人が合格して日本の大学医学部の1学年に匹敵する人数となっており、医師需給推計の要素として組み込む見通しだ。 海外医学部出身者の増加や研修での扱いについてm3.com医師会員に聞いたところ、「好ましいと思う」が28.5%、「好ましくないと思う」が18.6%で、好意的な受け止めがやや優勢だった。 Q1:海外大学医学部出身者が増加する現状をどう受け止めていますか。 開業医は「好ましいと思う」と「好ましくないと思う」がほぼ拮抗したが、勤務医はそれぞれ30.1%と18.3%で、好意的な受け止め方をする割合が高かった。 Q2:海外大学医学部出身者の初期臨床研修についてどうお考えですか。 勤務医47.4%、開業医43.8%と、いずれも半数近くが日本の医学部出身者と同様のシステムでの研修を支持した。 Q3:その他の方策や、海外医学部出身医師に関するご意見を、自由にお書きください。(任意) 【好意的】 国内の国公立よりは金はかかるだろうが...