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専門研修新整備指針(第三版)案、臨時社員総会で了承されず

レポート 2019年12月12日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構は12月12日、2019年度の第1回臨時社員総会を開催、基本領域とサブスペシャルティ領域の在り方などを見直した専門研修新整備指針(第三版)案について議論したが、参加社員の了承は得られなかった。修正の上、改めて臨時社員総会を開き、サブスペ領域の議論が本格化するまでに専門研修整備指針(第三版)を取りまとめる予定。 第1回臨時社員総会は、12月12日午後2時から午後3時30分まで開催された。 整備指針とは、専門研修に関する基本的な方針を取りまとめたもので、(1)専門医制度の理念と設計、(2)専門医育成、(3)専門医の認定と更新、(4) 専門研修プログラムの検証と認定(更新を含む)、(5)本指針の運用について――の各章から成る。専門研修新整備指針(第二版)は、2017年6月に改訂した。 専門研修新整備指針(第三版)案とサブスペシャルティ領域専門研修細則(案)は、11月8日の厚生労働省の医道審議会医師分科会医師専門研修部会で公表されていた(厚労省のホームページを参照)。 臨時社員総会後、m3.comの取材に応じた日本専門医機構理事長の寺本民生氏によると、従来から整備指針の改訂を検討...