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副業、24%の医師が「労働時間に通算しなくて良い」

レポート 2019年12月22日 (日)  岩崎雅子(m3.com編集部)

厚生労働省の「医師の働き方改革の推進に関する検討会」では、医師が複数の医療機関で勤務をしている場合の勤怠管理や面接指導をどの施設が担うか、議論が行われている(『複数医療機関で勤務する医師の管理、責任はどこが?』を参照)。厚労省は、時間外労働の上限規制などに基づき担当医療機関を決定する方向で議論を進めているが、副業の勤怠管理や労働時間の通算について質問したところ、m3.com会員全体の23.5%が「労働時間に通算しなくて良い」と回答。25.9%が「自主的な物以外は通算すべき」、20.7%が「医療機関側から全てを確認して通算すべき」と答え、意見が分かれた。 Q主たる勤務先を含め、現在いくつの医療機関で勤務をしていますか。 現在勤務している医療機関の数について、医師会員全体の半数以上が2施設以上と回答した。開業医は56.9%が1施設と回答、2施設が21.8%、3施設が11.7%と続いた。勤務医で1施設と回答したのは42.5%で、2施設は24.2%。5施設以上が8.7%だった。 Q複数機関で勤務している方にお伺いします。現在、勤怠管理や面接指導を行っている医療機関はどこですか。 現在の勤怠管理...