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2019年、医療界のトップニュースは台風・豪雨被害相次ぐ◆Vol.1

医師調査 2019年12月24日 (火)  小川洋輔(m3.com編集部)

平成から令和への改元を迎えた2019年も残すところあとわずか。m3.comでは今年も恒例の「2019年の医療界:1000人アンケート」を実施し、医師会員1000人に十大ニュースやキーパーソンなどで1年を振り返っていただくとともに、 来る2020年を展望していただいた(アンケートは2019年12月17日~12月19日に実施、開業医500人、勤務医530人の合計1030人が回答)。 十大ニュースのトップは、「台風・豪雨で浸水被害など相次ぐ」。2位以降は、「中村哲氏がアフガニスタンで銃撃を受けて死亡」、「医師の働き方改革巡る議論が進む」、「医学部不適切入試問題で元受験生らによる提訴が相次ぐ」が続いた。 2019年も多くの災害に見舞われた日本列島。開業医、勤務医ともに半数以上の票を集め、医療界ニュースの1位となった。8月に前線に伴う大雨が九州北部を襲い、9月には台風15号が千葉県を中心とする首都圏を直撃した。10月には台風19号が東日本を縦断。長野県や福島県、宮城県などで河川が氾濫するなどし、甚大な被害をもたらした。被災地の医療機関では、浸水被害が続出し、入院患者の転院搬送が行われた(シリーズ...