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29歳で新聞読者欄に投稿「医師患者の関係変えるため」―消化管外科医、京都大学医学研究科博士課程・山本健人氏◆Vol.1

スペシャル企画 2019年12月29日 (日)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

メディアでも活躍する13年目の外科医、中山祐次郎氏(福島県郡山市の総合南東北病院外科)が医療界内外の「憧れの人」に会いに行く対談企画「一介の外科医、憧れの人に会いに行く」。第20弾は京都大学医学研究科博士課程在学中の消化管外科医、山本健人氏。山本氏はSNSでも「外科医けいゆう」として人気を集め、11月27日に上梓した『医者が教える正しい病院のかかり方』(幻冬舎新書)が発売2週間で3万8千部と好評を博しています。医師の情報発信について議論していただきました(2019年12月6日に対談。全4回の連載)。 中山:本日は11月に『医者が教える正しい病院のかかり方』を上梓されたばかりの京都大学医学研究科博士課程在学中の消化管外科医、山本健人先生をお招きしました。山本先生は、SNSや各地でのボランティア講演などを通して積極的に医療情報発信をされています。ちょうど2人とも日本内視鏡外科学会総会(12月5~7日)に参加していたので、横浜での対談となりました。最初に自己紹介をしていただけますでしょうか。 山本:2010年に京都大学を卒業し、複数の関連病院で勤務したのち、今は大学院に所属していて、医師1...