2020年の見通しは6年連続「暗」◆Vol.7

Q:2020年の医療界の見通しについて、漢字一文字で表すと何でしょうか？ この設問を始めた2014年以降、6年連続で 「暗」が1位。来た年に明るい展望を持てない向きが多いのかもしれない。ただし、翌年に1年を振り返って調査した際の「今年の漢字」でトップ10に入ったことは一度もなく、2019年も23位。実際には、必ずしも暗いばかりの1年を過ごしているわけでもないのかもしれない。 2位は「改」。2020年4月1日には2年に一度の診療報酬改定が行われる（注：2019年10月1日には消費増税対応の臨時改定があった）。全体マイナス、本体0.55％プラスの改定率が12月に決まり、今後具体的な点数など細部が詰められていく。3位は「変」、4位は「進」。心機一転、変化や進化を求める医師も多いのだろうか。5位の「闇」、6位の「無」、8位の「難」、9位の「減」は、1位「暗」と似た心境だろうか。7位の「明」に望みをかけたいところだ。 iframe { width: 100%; }...