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2020年、厚労行政への期待、やや高まる ◆Vol.8

医師調査 2020年1月6日 (月)  小川洋輔(m3.com編集部)

Q 2020年の医療界は、2019年と比べて良くなると思われますか。 東京五輪・パラリンピックイヤーとなり、夏に向けて明るい話題が続く見通しの2020年。一方、医療では、地域医療構想、医師・医療従事者の働き方改革、医師偏在対策という「三位一体改革」が本格化し、2020年4月には、診療報酬改定も控える。 医療界がどう変化するか尋ねたところ、「変わらない」が半数近くを占めた。「悪くなる」「とても悪くなる」は計37.6%、「良くなる」「とても良くなる」は計14.1%だった。特に開業医で悲観的な見方の方が多かった。 ただ、2015年末の調査では「悪くなる」「とても悪くなる」の合計が56.3%に上っており、4年間で2割減ったことになる。2016年は46.4%、2017年は41.0%、2018年は39.5%と徐々に改善傾向にある。 Q 今後の厚生労働行政への期待を教えてください。 厚生労働行政については、「期待している」「少し期待している」が計36.1%、「期待していない」「あまり期待していない」が計64.0%で、期待しない方が多かった。 近年、「期待している」「少し期待している」の回答は低下傾向...