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都心の一等地、新外来棟をオープン - 慈恵大学病院◆Vol.1

インタビュー 2020年1月4日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

東京慈恵会医科大学附属病院は1月4日、新外来棟と、小児・産科の外来・病棟を有するN棟(母子医療センター)をリニューアルオープンした。新外来棟は、地上6階地下2階。延べ床面積は約4万㎡。1961年築の古い建物などから一新、淡いブラウンを基調とした明るいイメージで、旧外来棟の1.7倍でゆとりのある設計になっている。アメニティーに配慮しただけでなく、PET-CT、トモセラピー(TomoTherapy)をはじめ、最新の医療機器を取りそろえ、遺伝診療部も備えるなど、大学病院に求められる高度な医療機能を整えた。 小児、周産期医療は慈恵医大の強みの一つ。N棟(母子医療センター)は地上5階地下2階で、延べ床面積は約1万5000㎡の広さを確保し、NICU、PICU、GCUを増床したほか、MFICUも新たに設け、総合周産期母子医療センターとしての機能の充実を図った。 1階:約1900㎡のオープンスペースを確保 新外来棟とN棟(母子医療センター)の新築は、2016年2月着工した「西新橋キャンパス再整備計画」の一環。第1期工事として2号館(臨床医局、講堂など。2017年7月に竣工済み)、N棟(2018年に竣工...