働き方改革などで工程表、厚労省の業務効率化は進むか
レポート
2019年12月27日 (金)
岩崎雅子(m3.com編集部)
厚生労働省は12月25日、厚労省改革実行チームの第2回会議を開き、具体的な改革工程表を策定した。工程表では人事制度と業務、職場、広報の4つを柱に、人事交流ポストの拡大や出勤簿の電子化、情報通信技術(ICT)を活用した業務の効率化などについて具体案を示した。 加藤勝信厚生労働大臣は、「一日一日時代に即したやり方を積み重ねた結果、後から見れば改革が進むと思う。新しい時代に即したやり方を作っていく気概を持ち、皆さんと頑張っていきたい」と述べた(資料は、厚労省のホームページ)。 加藤勝信厚生労働大臣 (2019年12月25日「厚生労働省改革実行チーム 改革工程表(概要)」) 厚労省では、20~30代の若手や中堅職員約40人から「厚労省改革若手チーム」を作り、働き方改革や業務改善の提言をしていた(『もう“拘牢省”とは言わせない!久米隼人・厚労省改革若手チーム代表に聞く◆Vol.1』を参照)。7月には事務次官がトップとなる改革実行チームを新設。若手チームもメンバーに入り、改革を進めていた。 改革工程表では、2019年度、2020年度、2021年度以降に分けて具体策を提示。人事制度では、人事交流の大...
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