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モテたい心臓外科医が米国で臨床医になるまで―心臓外科医、北原大翔氏(メドスター ワシントン ホスピタル センター)◆Vol.1

スペシャル企画 2020年1月26日 (日)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

メディアでも活躍する13年目の外科医、中山祐次郎氏(福島県郡山市の総合南東北病院外科)が医療界内外の「憧れの人」に会いに行く対談企画「一介の外科医、憧れの人に会いに行く」。第21弾はm3.comの寄稿連載『北原大翔の「モテたい心臓外科医、米国へ渡る」』が人気の北原大翔氏(心臓外科医/メドスター ワシントン ホスピタル センター)です。臨床で渡米する意義、日米の医療提供体制の善し悪しなどについて、実臨床に従事する立場から語っていただきました。(2019年11月2日に対談。全5回の連載)。 中山:初めまして。いつもm3.comでの北原先生の連載楽しみにしています。今日は京都であった日本胸部外科学会に合わせて帰国されているタイミングでお会いすることがきました。米国の医療や外科医のキャリアパス、そして「モテ」についてお話しできると楽しみに来ました。最初に先生のご経歴をお聞かせください。 北原:僕は現在36歳で、2008年に慶應義塾大学を卒業して、初期研修は東京歯科大学市川総合病院で行いました。一緒に働いていた2コ上の大学の先輩が米国の医師国家試験(USMLE)の勉強をしていて、それがものすごく...