1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. ダビンチ7件が保険適用へ、先進医療6件も

ダビンチ7件が保険適用へ、先進医療6件も

レポート 2020年1月9日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省は、1月9日の中医協・診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(分科会長:福井次矢・聖路加国際病院院長)で「医療技術評価分科会における評価の対象となる技術(案)」を提示、了承された。ロボット支援下内視鏡手術の新規7件、現行では先進医療として実施している6件を含む計264件が、「診療報酬改定において対応する優先度が高い技術」とされた。最終的には、中医協総会が保険適用の適否や診療報酬を決定する(資料は、厚労省のホームページ)。 2018年度診療報酬改定では、ロボット支援下内視鏡手術12件が保険適用になったが、いずれも既存の内視鏡手術と同点数となった(『新規「ダビンチ」手術12件、既存技術と同点数』を参照)。既存手術と同等程度の有効性、安全性の場合には、診療報酬も同じ評価となる。今回の7件がどんな評価になるかが今後の注目点だ。 保険適用となったロボット支援下内視鏡手術の新規7技術は、以下の通り(学会名は、提案学会) ・膵頭十二指腸切除術(ロボット支援):日本肝胆膵外科学会 ・肺悪性腫瘍手術 区域切除(ロボット支援):日本呼吸器外科学会 ・拡大胸腺摘出術(重症筋無力症に対する)(ロボ...