医学部人気に陰りか？2020年度大学入試センター試験速報！

駿台予備学校とベネッセコーポレーションは1月22日、2020年度大学入試センター試験（1月18、19日実施）に関する自己採点集計「データネット2020」（43万6512人分を集計、センター試験の出願者数の78.3％）や判定基準の偏差値順位、倍率などを公表した。受験生はこれらの結果などを参考に、最終的な出願大学を決め、2月5日までに出願する。国公立大入試の二次試験は2月25日から前期日程、3月12日から後期日程が行われる。 前期日程で、国公立大学医学部医学科系を第一志望としたのは1万2936人と2019年度（1万4195人）から8.9％減少した。定員は3581人（2019年度比54人減、1.5％減）だったため、倍率は3.61倍で、0.3ポイント下がった。前後期の合計では1万9090人となり、2019年度（2万1659人）から11.9％と大幅に落ち込んだ（定員は3.0％減）。 全体のセンター試験出願者数は55万7699人と2019年度比3.3％減、学部を問わず国公立大学を第一志望としたのは前後期合わせて41万7247人と2019年度比5.8％減で、医学部医学科系の志望者数の減少が目立った。...