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地域医療構想、最悪シナリオはハードランディング - 橋本岳・厚労副大臣に聞く◆Vol.1

スペシャル企画 2020年2月6日 (木)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

2019年9月11日に発足した第4次安倍第2次改造内閣で、厚生労働副大臣に就任したのが橋本岳氏。厚労政務官、副大臣を歴任、2017年には自由民主党厚生労働部会長を務めるなど、厚労行政に造詣の深い橋本副大臣が、令和の医療の展開をどう見ているのか。直近の医療行政の動きを踏まえ、お聞きした(2020年1月17日にインタビュー。全3回の連載)。 ―最初に副大臣に就任されて4カ月の受け止めをお聞きできますか。 「また帰ってきた」という感じですが、以前は労働担当の厚労副大臣でした。今度は医療、介護、福祉が担当なので、日本人の健康と安心を支えるため、現状を改めて直視して、2025年なり、2040年なりにかけて、医療制度を維持させていかなければいけない責任、荷の重さを改めて実感しています。もちろん並行して、予算編成、診療報酬改定など、目前の課題にも対応していかなければいけません。 「地域医療構想は、話し合いで済んでくださることを願っている。言い換えれば、我々はハードランディングになることを恐れている」と話す、橋本副大臣。 ――2025年に向けては、地域医療構想をはじめ、やるべきことがある程度見えている...