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救急搬送2000件以上で520点の加算新設

レポート 2020年2月7日 (金)  水谷悠(m3.com編集部)

時間外労働時間の罰則つき上限規制が医師にも適用される2024年4月を見据え、2020年度診療報酬改定の重点課題と位置付けられた「医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進」。目玉として、救急搬送を年間2000件以上受け入れていることなどを要件とする「地域医療体制確保加算」(520点)が新設された。医師の労務管理や処遇改善なども要件となっており、働き方改革が進展するか、注目される。 地域医療体制確保加算 520点 主な施設基準 (2)救急医療に係る実績として、救急用の自動車又は救急医療用ヘリコプターによる搬送件数が、年間で2000件以上であること。 (3)病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に資する体制として、次の体制を整備していること。 ・病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善のため、病院勤務医の勤務状況の把握とその改善の必要性等について提言するための責任者を配置すること。 ・病院勤務医の勤務時間及び当直を含めた夜間の勤務状況を把握していること。 ・「病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に資する計画」を作成すること。 (以下略) 救急搬送看護体制加算は400点に 「救急搬送看護体制加...